初心者に聞かれてお勧めしたファミリーテント(5人家族)
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こんにちは、ちゃくと.Tokyoです。
先日、私が所有しているテントのリストを作成して掲載したところ、知人友人からの反響のひとつに以下のような質問がありました。
私:うーん、その条件に本当にドンピシャなものはこの中にないのかも…。
そんなやり取りをきっかけに、4~5人の家族に十分な広さで、組み立て&撤収が簡単なテントについて真剣に考えてみました。いつものように、あくまでも一個人として主観を交えた「個人的な見解」にはなりますが、宜しければ参考にしてください。
横幅は270cmでギリギリ、300cm以上は欲しい

一般的なベッドの横幅をもとに考えてみる
前述のとおり、友人は5人家族。キャンプをしたことがない方でも想像がしやすいように、一般的な家具として売っているベッドのサイズを調べてみると、シングルベッドの横幅は97cm、セミダブルベッドの横幅は120cm、ダブルベッドが横幅140cm、クイーンサイズのベッドが横幅160cm(80cm×2)、キングサイズのベッドだと横幅180cm(90cm×2)となります。キングサイズは大人2人+子供で使用してもゆったりと寝られるサイズになりますので「5人家族がゆったり寝られる」となると横幅は300cmぐらいあるといいんじゃないかなと思います。
寝袋(シュラフ)の横幅からも考えてみる

また、寝袋やコットなどの「キャンプ用寝具」の横幅からも考えてみます。コールマンの封筒型のシュラフは、大人がゆったりと寝られるような普通タイプのもので、横幅は84cmとなります。車中泊とかでも使えるミニバンサイズに合わせたタイプで横幅は75cm。それらは連結して使用することができるので、お父さん+上の二人が168cm(84cm×2)のスペースを使い、お母さんが残りのスペースで末っ子ちゃんと一緒に眠るなんていうスタイルが、我が家の場合はとても多いです。横幅300cmのスペースにおいては、300-168で132cmの残りスペースが確保できますが、270cmのスペースの場合は、270-168=102cmと狭まり、やはりそこらへんがボーダーラインになってくるのかなと感じます。
5人家族にコットは不向き

ベッドのような寝具である「コット」を使用すると、それはそれで快適なのですが、使用すると1人あたりの横幅が完全に決まってしまい、寝床を一緒にするファミリーキャンプではあまり向いていません。子供は寝相が悪いですし、お互いのスペースをオーバーラップするような形で、ゴロゴロと寝ころべる、ダブルサイズのインフレーターマットを2つ広げたり、ダブルサイズのインフレーターマット1つとサーマレストのような寝心地のいいマットレスをとなりに並べたりするというのが我が家の定番です。
設営が大変とか楽とかの目安はポールの数!?
袋から出して、広げて、ペグで固定したり、ポールを伸ばして、通して、起こしたり。ロープを張ったり、インナーテントを吊るしたり、上から守るものを被せたり。具体的に必要な工程や順番はテントによって色々だけれど、概ね大体がそんな感じだと思います。撤収の時に行うのも、大体これと同じ作業になると思うのですが、乾きやすさとか、畳んだ後にしまう時の袋の大きさ、しまいやすさみたいなものも大事だと思います。
で、個人的に思うのが、設営も撤収も、ポールが増えると全体的な手間が増えるという大まかな傾向があるような気がしています。「設営をする楽しみ」という考え方もあると思うのですが、長いポールを何本も何本も組み立てながら一つひとつ穴に通していくような作業はやはり大変だと思いますし、何ならペグを打つ数も少ない方が楽なのでいいと思います。「吊るす」や「被せる」というのも、最小限で済むならその方がいい。参考にしてみてください。
予算についての考え方
これは、考え方もお財布事情も人それぞれだし家庭それぞれなので、私だけでなく色々な方の意見を聞いて参考にして欲しいのですが、私は「5回使ったら元が取れる」ぐらいに思っていいのだと思っています。候補となるテントがいくつかあったとして、色々なことをリアルに想像してみた時に「高いけど、5回も使うかな・・?」って思うのならば、元を取れない可能性が高いので、損が大きくならないようにワンランク安めのものを買うといいと思います。逆に「5回も使う前に、もっと良いものが欲しくなりそう」と思うならば、最初からワンランク上のラインナップも検討すべきです。家族5人で、5回使うかも知れないし、2回しか使わないかも知れないし、20回使うかも知れない。1回あたりのリアルな利用料を想像してみて、自分の価値観として許容できそうな金額のテントを買うというのは、ありなんじゃないかなぁと思います。
程よく長く使えそうなおすすめのテントはこれだ!
タフスクリーン2ルームハウス/MDX+ぐらいのツールームテント

メインとなるポールは5本。※キャノピー用のおまけポールも2本付属
寝室は300×250×175(h)cm。定価¥81,800(税込)※5人で5回使うと3,272円/人・回
最初、私の中では「設営が大変なテント」の部類だったのですが、キャンプ場を見渡すとこれぐらいの設営の手間は皆さん普通にこなしているし、もっと上位モデルの「ウェザーマスター®ワイド2ルーム コクーンⅡ」| とかと比べると設営の工程やテントとしての構造はよりシンプルなので、これぐらいは許容範囲なのかなと思うようになりました。ツールームテントは長く使えますし、コールマンはやはり基本的なところがちゃんとしています。一方で、コールマンだから薦めているわけでもなく、コールマンでもロゴスでもスノーピークでもいいのだけれど、設営の手間とか、グレードとか、価格的なところでバランスが良く、ある程度長く使えそうなテントっていうのはこういう感じのものなんじゃないかなぁ。
ちなみに、先日「WILD-1」さんに行ったらインナーシートとグランドシートがおまけでついてくるキャンペーンをされていました。

カマボコテント3(M)
メインとなるポールは4本。
寝室は280×220×170(h)cm。定価¥64,900 (税込) ※5人で5回使うと2,596円/人・回
4つのポールを通して蛇腹のように広げる。構造がよりシンプルなので、設営自体はこちらの方が更に楽かも知れませんが、シンプルな構造なだけにテントのまわりを囲むすべてのロープをきちんと張ってあげる必要があるので、大変さは引き分け(総じてどちらも許容すべき範囲内)という印象です。寝室が280cmとちょっと狭く、また、人気のある商品だからかこれを執筆している現時点では抽選販売となり、入手しづらいです。

ちなみに、私はカマボコテント3の「Lサイズ」を持っているのですが、さすがに大きすぎる上、Lサイズの場合はインナーテントも別売り(Mサイズの場合はインナーテントが付属)なので、初めて買うテントとしてはおすすめがしにくく、「Mサイズ」を推させていただきました。ちなみに、Lサイズの場合もメインとなるポールは4本。寝室は360×270×180(h)cmなので5人家族でも広々使えます。

更にもっと気軽なものを買いたい場合はこれ!
タフワイドドームⅣ/300
メインポールは2本+前室のためのサブポール。
寝室は300×300×185(h)cm。定価¥52,800 (税込) ※実売価格を見ると3万円台後半で売ってます
超ど定番で、設営はものすごく簡単。今回、機能と価格をあらためて見た上で「やっぱこれだよなぁ」とシミジミ思います。価格をおさえられた分、是非タープも買いましょう。手の届きやすいお手頃価格なタープもあるし、タープを張ること自体は初心者の方がイメージをされる以上に簡単です。ツールームと違って「ドームテント+タープ」の組み合わせはシチュエーションによってアレンジをすることができますし、何かとつぶしが効きます。
初心者に向いていて、使っているうちに他のテントが欲しくなる可能性は十分にありますが、ベテランになっても天候や目的によって使うシーンがあるであろうテントですので、そういう意味でもコストパフォーマンスは本当に高いと思います。
Amazonで限定カラーも出ているので是非チェックしてみてください。
DOD ザ・ワンタッチテントL

ポールなし+前室のためのサブポール1本。
寝室は300×270×200(h)cm。定価:オープン価格 ※執筆時点ではamazonで36,743円で売ってます。
ポールなし!ワンタッチで設営できるので、ご紹介した中では一番簡単です。ただし、ご紹介をさせていただいた中では少しチープな印象もあるため、まずは気軽に始めたい!という方におすすめをしたいです。なお、こちらについても、他のテントを買い増しした後でもサブテントとして活躍するのだと思います。
まとめ
5人家族に十分な広さで、組み立て&撤収が簡単なテントと聞かれた時に「個人的にはこのテントかなぁ」と思うものをご紹介させていただきました。一番大事なのは広さなのではないでしょうか。また、少し大きめのアウトドアショップに行きますと色々なテントが展示されており、今回ご紹介したテントの現物が見られる可能性もありますので、まずはお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
さぁ、この先に何が見えるだろう!
ちゃくと.Tokyo


